MBTI診断の水色グループは、「社会の守護者」とも呼ばれる、安定と秩序を重んじるタイプです。
今回は、そんなSJ型の性格を深掘り!特徴や、相性が良いタイプ、仕事で活かせる才能などを詳しく解説していきます。
水色グループ(SJ型)とは
水色グループ(SJ型)は番人とも呼ばれ、「責任感が強い」「努力家」「人のためにつくす」姿勢を持つ性格タイプの集まりです。
青色は空や海といった広大な自然を連想させる色で、水色グループが見守る存在であることも象徴しているわ!
青は、「冷静さ」「信頼感」「安定感」「誠実さ」といったイメージと結び付けられ、水色グループの特性や役割とよく一致しているためイメージからとして水色が選ばれています。
水色グループ(SJ型)のタイプ一覧
管理者
ISTJ-A/ISTJ-T
責任感と誠実さで知られる現実主義者で、事実と論理に基づいて着実に物事を進める
擁護者
ISFJ-A/ISFJ-T
献身的で思いやりがあり、静かに周囲の人を支え、温かい心で大切な人たちを守る
幹部
ESTJ-A/ESTJ-T
伝統と秩序を重んじる指導者で、明確なルールと高い責任感で組織をまとめる
領事
ESFJ-A/ESFJ-T
思いやりがあり世話好きで、周りの人を大切にして調和と秩序を大切にする
水色グループ(SJ型)の特徴
水色グループは、MBTIにおいてSensing(感覚)とJudging(判断)の特性を持つグループです。「守護者」の異名を持ち、社会の安定と秩序を維持することに尽力する、責任感と義務感の強い性格の持ち主です。
SとJの性格特性
五感を通して得られる具体的で現実的な情報に焦点を当てることを示します。水色グループは、現在起こっていることや、過去に起こったことに基づいて判断を下す傾向があり、抽象的な概念や理論よりも、事実や詳細を重視します。
計画性と秩序を好み、決断力があり、物事をきちんと整理することを重視する傾向を示します。水色グループは、明確な計画と構造を好み、予測可能性と秩序を重視します。
水色グループ(SJ型)の性格
水色グループは、具体的な事実や経験に基づいて物事を判断し、計画性と秩序を重視します。伝統や規則を大切にして変化よりも安定を好みます。
- どんな仕事にも真面目に取り組み最後までやり遂げます。
- 努力を惜しまず困難な課題にも粘り強く立ち向かいます。
- 約束は必ず守り時間厳守を徹底します。
- 空想や理論よりも実際に目に見える成果や実績を重視します。
- 問題解決能力に優れ論理的な思考で状況を分析し、現実的な解決策を見つけ出します。
- 感情に流されず冷静かつ客観的な判断を下します。
- あらゆる事態を想定して綿密な計画を立て、手順を踏んで物事を進めます。
- 細部まで注意を払い正確に作業を行うことを心掛け、ミスを最小限に抑えます。
- 変化を嫌い現状維持を重視するため、新しいことや不確実な状況には慎重に対応します。
- 伝統や慣習、ルールや規律を尊重し、社会の秩序を維持することに貢献します。
- 既存のシステムや方法を重んじ、改善よりも現状維持を重視する傾向があります。
- 周囲の人々に安心感を与え、コミュニティの安定に貢献します。
- 感情表現は控えめで、言葉よりも行動で愛情を示します。
- 家族や友人、所属する組織に対して非常に忠実で、献身的に尽くします。
- 人付き合いは狭く深く、信頼できる人たちとの絆を大切にします。
長所・強み
- 非常に責任感が強く与えられた義務や仕事を最後までやり遂げる。
- 勤勉で努力家であり困難な課題にも粘り強く取り組む。
- 約束を守り時間厳守を徹底するため周囲からの信頼が厚い。
- 現実的で実用的な考え方を持ち問題解決能力に優れている。
- 準備を怠らないため物事をスムーズに進めることができる。
- 集中して正確に作業を行うためミスが少ない。
- 伝統や規則を重んじ社会の秩序を守ることに貢献する。
- 周囲の人々に安心感を与え、コミュニティの安定に貢献する。
- 家族や友人をはじめ所属する組織に対して非常に忠実。
- 困っている人がいれば親身になって助けようとする。
- 長期的な関係を築くことを重視するため信頼できるパートナーになる。
弱み・欠点
- 変化を嫌い、新しい方法やアイデアを受け入れにくい。
- 計画やルールに固執しすぎて臨機応変な対応が苦手。
- 状況の変化に適応するのが遅く時代の流れに取り残される可能性がある。
- 自分のやり方に固執し、他人の意見を聞き入れにくい場合があります。
- 妥協や譲歩が苦手で対立を生みやすい。
- 白黒はっきりつけたがりグレーゾーンを認めにくい。
- 感情を表現するのが苦手で周囲に冷たい印象を与えてしまう。
- 共感力や思いやりに欠けると思われてしまう場合がある。
- ストレスや不満を溜め込みやすい。
- 伝統や権威を過度に重視して新しいものを受け入れにくい。
- 自分の所属する集団やコミュニティ以外の人を受け入れない傾向がある。
他のグループとの共通点と違い
水色グループは、他のグループと比べて、伝統や規則を重んじて責任感と義務感が強いことが特徴で、ほかのグループとの違いもそこに現れます。
紫(分析家)
NT型
どちらも論理的な思考と客観的な判断を好む。
水色グループは、感覚を重視して具体的で現実的な情報に基づいて判断する一方で、紫グループは直観を重視して抽象的な概念や将来の可能性に着目する。
緑(外交官)
NF型
どちらも計画性と決断力を持ち合わせている。
水色グループは思考を重視して客観的な基準に基づいて判断する一方で、緑グループは感情を重視して人々への共感や調和を大切にする。
黄色(探検家)
SP型
どちらも現実の世界で起こっていることに注意を向けます。
水色グループは判断を重視して計画性と秩序のある行動を好む一方で、黄色グループは展望を重視して柔軟性と積極性を好む。
水色グループ(SJ型)の怒り方
水色グループは、怒りを感じても、それを表に出さないことが多いため、周囲の人は怒っていることに気づきません。
怒ると怖そうだから、絶対に怒らせちゃダメな人ってイメージだなぁ
- 静かにうちにな怒り
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水色グループは、怒りを感じても、それを表に出さず、内に秘めておく傾向があります。そのため、周囲からは怒っていることに気づかれにくい場合もあります。
- 我慢の限界を超えると爆発
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水色グループは、我慢強く、多少のことでは怒りません。しかし、内に閉じ込めていた怒りが限界を超えるとダウい爆発します。
- 怒っている理由を説明する
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水色グループは、感情的に怒るというよりも、論理的に怒る傾向があります。なぜ怒っているのか、その理由を相手に対して説明して、具体的な改善策を要求する場合もあります。
- 過去のことを持ち出す
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水色グループは、過去の出来事をよく覚えています。そのため、怒っている時に、過去の事例を持ち出して、相手を責めることがあります。
- 一度怒ると許すのが難しい
-
水色グループは、時間が経過しても怒りがなかなか収まらず、相手を許すことができず、根に持ってしまいがちです。
あと、水色グループが大切にしている価値観や信念と、計画を台無しになされるとイラっとくることが多いよ
水色グループ(SJ型)の恋愛傾向
水色グループは、恋愛においても誠実で安定した関係を築くことを重視します。派手さや刺激よりも、安心感と信頼感を重視し、長期的な関係を築くことを望みます。
- 誠実で一途: 浮気や遊びは考えず、ひとりのパートナーと長く深い関係を築きたいと望みます。
- 頼りがいのある存在: 責任感が強く、パートナーをしっかりと支え、守りたいという気持ちが強いです。
- 安定志向: 結婚願望が強く、家庭を築くことに喜びを感じます。
- 愛情表現は控えめ: 言葉で愛情を表現することは苦手ですが、行動で愛情を示そうとします。
- ロマンチックな演出は苦手: サプライズやイベントよりも、日々の生活の中で愛情を表現することを好みます。
- 献身的で支えるタイプ: パートナーを献身的に支え、家庭を守りたいという気持ちが強いです。
- 安定した関係を求める: 安心感と信頼感を与えてくれるパートナーを求めます。
- 誠実で浮気はしない: パートナーを裏切るようなことはせず、誠実に愛情を注ぎます。
- 感情表現は豊か: 男性のSentinelsに比べて、感情表現が豊かな傾向があります。
- 家庭的な雰囲気を好む: 温かい家庭を築き、家族と過ごす時間を大切にします。
水色グループは、同じ水色グループや、論理的で計画性のある紫グループ(NT型) と恋愛の相性が良いわよ!
水色グループ(SJ型)と相性が良い性格タイプ
水色グループと相性の良いタイプは、同じ水色グループ(番人:SJ型)と紫グループ(分析家:NT型)です。
水色(番人)
SJ型
水色グループ同士は、Sensing(感覚)とJudging(判断)という共通の特性を持っているため、お互いの価値観や行動パターンを理解しやすく、安定した関係を築きやすい関係です。
紫(分析家)
NT型
水色グループが観察者であるのに対し、紫グループは直観的である点が異なりまが、どちらもThinking(思考)を重視するため、論理的なコミュニケーションで、お互いの意見や考え方を尊重することができます。
水色グループは、私たち紫グループの斬新なアイデアを実現するための良きサポート役となってくれるところが好きなんだよね
逆にこっちも、紫グループは私たち水色グループに新しい視点や考え方をくれるから頼りになるんだよね
水色グループと紫グループは、お互いに補完し合って協力的な関係を築くことができるんだね!
水色グループ(SJ型)と相性が悪い性格タイプ
水色グループと相性の悪いタイプは、黄色グループ(冒険家:SP型)です。これは、水色グループが重視するJudging(判断)の特性と、黄色グループが持つProspecting(展望)の特性が対照的であるためです。
水色(番人)
SJ型
水色グループは計画性と秩序を好み、決断力があり、物事をきちんと整理することを重視します。一方で、黄色グループは柔軟性と 自発性を好み、状況に応じて臨機応変に対応することを得意とします。
私たち水色グループからすると、黄色グループは気分で急に予定をかえたりするからイラっとするんです
いやいや、黄色グループからしたら水色グループは性格が固すぎて、一緒にいると窮屈だと感じることがあるんだよ
水色グループ(SJ型)と上手に付き合うポイント
- Sentinelsは、曖昧な表現や遠回しな言い方を嫌います。
- 言葉の裏を読んだり、推測で物事を判断したりせず、ストレートに伝えましょう。
- 約束は必ず守り、誠実な態度で接することが大切です。
- Sentinelsは、抽象的な概念や理論よりも、具体的で現実的な情報に基づいて判断します。
- 感情に訴えるよりも、論理的な説明や具体的なデータを用いると、より理解を得やすくなります。
- 話す際には、結論を先に述べ、その後で詳細を説明する「結論先行型」のコミュニケーションが効果的です。
- Sentinelsは、計画性と秩序を重視するため、急な変更や予定の変更は嫌います。
- 事前に計画を伝え、変更がある場合は早めに連絡しましょう。
- 時間厳守を徹底し、約束の時間に遅れないように注意しましょう。
- Sentinelsは、伝統やルールを重んじるため、軽々しく批判したり、無視したりするのは避けましょう。
- 彼らの価値観を理解し、尊重する姿勢を示すことが大切です。
- 新しいアイデアを提案する際には、伝統やルールとの整合性を意識しましょう。
- Sentinelsは、感情表現が苦手で、過剰な感情表現をされると戸惑ってしまう場合があります。
- 感謝の気持ちを伝える際には、言葉だけでなく、行動で示すことが重要です。
- 彼らの努力や貢献に対して、具体的に感謝の言葉を伝えましょう。
水色グループ(SJ型)が向いている仕事
水色グループは、具体的で現実的な情報を重視し、事実や詳細に基づいた分析を得意としているため、計画性と秩序を好み、明確なルールや手順に従って作業を進めることを得意とします。
- 明確な手順やルールが確立されている
- 正確性や緻密さが求められる
- 責任感と義務感を持って取り組める
- 安定した環境で、着実に成果を積み重ねていける
水色は堅いイメージがあるけど、人々を助け、社会に貢献することにも喜びを感じるよ!
ただし、変化の激しい環境や、曖昧な指示のもとで働くことは苦手とする傾向があります。
水色グループ(SJ型)の適職
- 会計士・経理担当
-
Sensing(感覚)特性により、詳細な数字を正確に扱うことが得意です。また、Judging(判断)特性により、決められたルールや手順に従って、緻密に業務を進めることができます。
- 公務員
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明確な規則や手順が存在し、安定した環境で働くことができます。Sentinelsの責任感の強さと、正確に業務を遂行する能力は、公務員として働く上で非常に重要です。
- 医療事務:
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医療現場においても、正確な記録管理や事務処理は欠かせません。Sentinelsは、医療従事者を支え、患者さんの安全を守るという重要な役割を担うことができます。
- 教師(特に小学校、中学校)
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Sentinelsは、伝統や規律を重んじ、子供たちの成長をサポートすることに喜びを感じます。特に、小学校や中学校では、明確なルールやカリキュラムが存在し、Sentinelsの特性を活かしやすいでしょう。
- 看護師
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Sentinelsは、献身的に人々のケアをすることにやりがいを感じます。看護師は、患者さんの身体的なケアだけでなく、精神的なサポートも求められる仕事であり、Sentinelsの温かさと共感力が活かせるでしょう。
- ソーシャルワーカー
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困っている人々を助け、社会に貢献したいというSentinelsの思いを形にできる仕事です。様々な問題を抱える人々に寄り添い、具体的な解決策を提示していく必要があります。
- エンジニア
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特に、土木や建築などの分野では、Sentinelsの正確性と計画性が活かせます。資料からも、Sentinelsは具体的な、現実世界での成果を重視する傾向が読み取れるため、実際に形あるものを作り出す仕事にやりがいを感じるでしょう。
- IT管理者
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システムの安定稼働を維持し、問題が発生した際には迅速に対応する必要があります。Sentinelsは、正確に状況を把握し、冷静に問題解決にあたることができるでしょう。
まとめ
今回は、MBTIの「水色グループ」、SJ型、別名「守護者」と呼ばれる人たちの性格について詳しく解説しました。
几帳面で計画性抜群、責任感も強く、まさに「頼れる存在」として周囲を支えるSJ型。その一方で、融通が利かなかったり、新しい変化を嫌う一面も。
この記事を通して、SJ型の魅力を再発見し、自分自身や周りのSJタイプの人たちへの理解を深めていただけたら幸いです!