MBTI診断のINFJ(提唱者)って、なんか独特な雰囲気を持っていて、理解不能な行動をとる時がありますよね。「この人、マジで頭おかしいんじゃないか…?」と感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
INFJは、思いやりがあり、周囲の人を助けることに喜びを感じる優しい性格の持ち主ですが、以下のような特徴も持ち合わせています。
- 個性的な感性を持っている
- 傷つきやすくナイーブ
- 他人の感情に深く共感する
- 常識にとらわれない
- 物事を慎重に考えすぎる
- 夢見がちで非現実的
- 自分を犠牲にしがち
- 不安や緊張を感じやすく落ち着きがない
- 感情の起伏が激しい
- 周囲から理解されにくい
- 面倒なことは嫌い
- 心配性
- 一人時間を好む
- 平和主義
- クール
そのため、「なんでそんなに変わってるの?」「空気読めないし、ちょっと怖い…」と距離を置かれてしまうこともあるかもしれません。
今回は、そんなINFJの「頭がおかしい」と思われてしまう言動について、具体的な例を交えながら解説していきます。
この記事で紹介するおかしな言動は、INFJ-A型(ポジティブな行動型)とINFJ-T型(ネガティブな理論型)で考え方と行動が異なるため、すべてのINFJに該当するわけではありません。INFJの独特な感性や考え方が極端に働いたり、ストレスの限界を超えるとみられる言動です。
1. 「ほら、言ったとおりでしょ」がウザい
INFJと関わっていると、まるで未来が見えるかのような、ドキッとする発言を耳にすることがあるかもしれません。
「いつかこうなるよ」「あの人、実はこう思ってるんじゃないかな」…そして、それが実際に当たると「やっぱりこの人、ちょっとやばいのかも…」と、ウザったいことを言ってくることがあります。
確かに、INFJは鋭い洞察力と直感力を持っています。物事の本質を見抜き、複雑なパズルを解き明かすように、未来を予測する能力に長けているのです。
しかし、だからといって、本当に未来が見えるわけではありません。膨大な情報の中からパターンを見つけ出し、論理的に思考することで、高い確率で未来を予測しているのです。
とはいえ、INFJ自身も、自分の直感が常に正しいとは限らないことを理解しています。むしろ、予測が外れた時の方が、深く反省し、次の予測に活かそうとします。
2. 求めていないのにアドバイスをしてくる
INFJは、自分にも他人にも高い理想を求める完璧主義者です。そのため、「もっとこうすればいいのに」「なぜそんなこともできないの?」と、しゃしゃり出る発言をしてくることも少なくありません。
「うざい」と感じてしまう気持ちもわかります。しかし、INFJの完璧主義は、彼らが持つ強い責任感と理想主義の裏返しです。より良い世界、より良い人間関係を築きたいという純粋な思いから、ついつい厳しい言葉やお節介のようなことをいってしまいます。
とはいえ、INFJ自身も、完璧な人間はいないことを理解しています。むしろ、完璧ではないからこそ、人間は魅力的で、成長する可能性を秘めていると考えています。
3. 突然、姿を消したり連絡がとれなくなる
INFJは、親しい間柄の人に対しても、ある日突然音信不通になったり、冷淡な態度をとったりすることがあります。まるで人が変わったかのような豹変ぶりに、戸惑い、傷ついてしまう人もいるでしょう。
INFJは、飲み会中に突然いなくったり、連絡が取れなくなったりすることがあります。深い人間関係を築きたいと願う一方で、自分の感情やエネルギーを守るために、時には距離を置く必要があると感じています。
特に、人間関係で深く傷ついたり、裏切られたりした経験があると、心を閉ざしてしまうことがあるのです。
しかし、だからといって、INFJがあなたを嫌いになったわけではありません。むしろ、深く傷つくことを恐れるあまり、自分を守るために、距離を取っているのかもしれません。
自己中心的で社会不適合者のように感じることがあるかもしれませんが、INFJの態度の変化は心の葛藤の表れなのです。
4. 陰謀論や都市伝説を信じている
INFJは、物事の裏に隠された真実や複雑なシステムを見抜く能力に長けています。そのため、世の中の不条理や矛盾に敏感で、陰謀論に惹かれてしまうことがあるのです。
INFJの陰謀論などへの関心は真実への探求心の表れで、世界の謎めいた部分を明らかにしたい気持ちの表れです。
とはいえ、INFJ自身も、すべての陰謀論が正しいとは考えていません。むしろ、情報を見極め、批判的に思考することで、真実を見抜こうと努力しています。
5. 表現が遠回しで解りずらい
INFJは、抽象的な表現や比喩を多用し、自分の気持ちを直接的に表現することが苦手です。そのため、何を言いたいのか理解できない、と感じる人もいるでしょう。
INFJの言葉の裏には、深い意味や複雑な感情が隠されていることが多いのです。言葉で表現しきれない思いを、なんとか伝えようと、比喩や象徴を用いることで、相手に理解してもらおうとしているのです。
とはいえ、INFJ自身も、自分の言葉が相手に伝わらないもどかしさを感じています。むしろ、もっとわかりやすく、ストレートに気持ちを伝えられるようになりたいと願っているのです。
「うざったい」と感じることもあるかもしれませんが、INFJの意味深な発言は繊細な感性の表れなのです。
6. 「頭おかしい」白黒思考…「協調性」ゼロ?
INFJは、物事を白か黒かで判断する傾向があり、グレーゾーンを認められないことがあります。そのため、議論が平行線になったり、妥協点を見つけるのが難しく、周囲を困らせることがあるでしょう。
「頭おかしい」「協調性がない」と感じる人もいるかもしれません。しかし、INFJの白黒思考は、彼らが持つ強い正義感と倫理観の裏返しです。
自分にとって正しいこと、間違っていることを明確に区別し、妥協することなく、信念を貫きたいと考えているのです。
とはいえ、INFJ自身も、世の中は白黒だけでは割り切れないことを理解しています。むしろ、多様な価値観を認め、柔軟に対応できるようになりたいと願っているのです。
7. 被害妄想が強すぎて「うざい」
INFJは、周囲の何気ない言動を自分に攻撃していると解釈し、必要以上に傷ついたり、怒ったりすることがあります。些細な言葉尻や態度に過剰に反応するため、「被害妄想が強い」と思われてしまうこともあるでしょう。
「うざい」「ネガティブ」と感じてしまうかもしれません。INFJは、非常に繊細で感受性が強いため、他人の感情や雰囲気に敏感に反応してしまうのです。特に、過去に人間関係で傷ついた経験があると、自己防衛本能が働き、些細なことに過剰に反応してしまうことがあります。
しかし、だからといって、INFJがわざと被害妄想を膨らませているわけではありません。むしろ、傷つくことを恐れ、自分を守るために、過敏になっているのかもしれません。
「うざい」と感じることもあるかもしれませんが、INFJの被害妄想は、彼らが持つ繊細さの表れなのです。
8. 特定の人への執着が「異常」
INFJは、一度興味を持った相手には異常なまでの執着心を示すことがあります。相手のことを深く理解したい、特別な関係を築きたいという思いから、相手が引いてしまうほどしつこくアプローチしてしまうこともあるでしょう。
「異常」「ストーカーみたいで怖い」と感じる人もいるかもしれません。INFJは、深い人間関係を求める気持ちが強く、限られた人に強い愛情を注ぐ傾向があります。そのため、特定の相手に強い興味を抱くと、その相手に夢中になり、周りが見えなくなってしまうことがあるのです。
しかし、だからといって、INFJが相手を支配したい、所有したいと考えているわけではありません。むしろ、相手との深い繋がりを求めるあまり、行き過ぎた行動をとってしまうのかもしれません。
「異常」と感じることもあるかもしれませんが、INFJの執着心は、彼らが持つ愛情深さの表れなのです。
9. 占いやスピリチュアルにハマりすぎ…「頭おかしい」?
INFJは、目に見えない世界や精神的な探求に興味を持つ傾向があり、占いやスピリチュアル、オカルトなどにのめり込んでしまうことがあります。現実世界よりも、神秘的な世界に安らぎや意味を見出すため、周囲から「頭おかしい」と思われてしまうこともあるでしょう。
「現実逃避してるだけ」「宗教みたいで怖い」と感じる人もいるかもしれません。INFJは、物質的な世界よりも、精神的な世界に価値を見出す傾向があります。そのため、目に見えない力や神秘的な現象に惹かれ、現実世界では得られない心の充足感を求めることがあるのです。
しかし、だからといって、INFJが現実世界を軽視しているわけではありません。むしろ、現実世界で抱える苦しみや葛藤から逃れるために、精神的な世界に癒しを求めているのかもしれません。
「頭おかしい」と感じることもあるかもしれませんが、INFJの神秘主義への傾倒は、彼らが持つ精神性の高さの表れなのです。
10. 独自の正義感で「性格悪い」…「サイコパス」?
INFJは、自分の中の倫理観や道徳観が非常に強く、それを絶対的な基準として、他人を判断することがあります。そのため、自分の正義感に反する行動をとる人に対しては、容赦なく批判し、非難するため、「性格悪い」と思われてしまうこともあるでしょう。
「サイコパス」「自己中心的」と感じる人もいるかもしれません。INFJは、強い正義感と倫理観を持っており、世の中をより良い場所にするために、不正や悪を許せないという強い思いを持っています。そのため、自分の価値観に反する行動をとる人に対しては、厳しく対応してしまうことがあるのです。
しかし、だからといって、INFJが他人を傷つけたい、貶めたいと考えているわけではありません。むしろ、世の中をより良い場所にするために、間違った行動を正そうとしているのです。
「性格悪い」と感じることもあるかもしれませんが、INFJの正義感は、彼らが持つ世界への愛の表れなのです。
まとめ
紹介したINFJの言動は、INFJが持つ繊細さ、深い思考力、強い共感力、理想主義といった特徴が、時に極端な形で現れた結果と言えるでしょう。
周囲の人にとっては理解し難い部分もあるかもしれませんが、INFJ自身にとっては真剣な思いや葛藤の表れである場合も多いのです。