ENTPとENFPの相性は?恋愛・結婚・友達での関係性や違いを紹介!

同士の相性:悪い

ENTPとENFPの相性は悪く、関係性が悪化しやすい一面を持ち合わせています。

この記事では、ENTPとENFPが持つ共通点と異なる点、そしてそれらがもたらす関係性の光と影についてや、恋人、夫婦、友人といった関係性を紹介します!

目次

性格の違い

ENTPとENFPはどちらも外向的直観(Ne)を主機能として持ち、世界に存在する可能性やパターンを見出すことに長けています。しかし、補助機能においてENTPは内向的思考(Ti)を、ENFPは内向的感情(Fi)を有しており、この違いが両者の意思決定プロセスや行動に影響を与えます。

ENTPは論理と客観的な真実に基づいて意思決定を行う一方、ENFPは感情と個人的な価値観を優先します。 また、ENTPは議論好きで時に批判的に見られるのに対し、ENFPは共感力が高く、人の感情に敏感です。 しかし、両者とも創造的で社交的であり、新しい経験やアイデアを共有することを楽しむ点は共通しています。

良い面

ENTPとENFPはどちらも外向的直観(Ne)を主要な機能として持っています。この共通の機能により、二人は周囲の世界に存在する可能性やパターンを見出すことに長けています。

  • 新しいアイデアや可能性を探求する際に、互いに刺激を与え合い、革新的な解決策を生み出すことができます。
  • 議論やディベートを通じて、多角的な視点から物事を分析し、より深い理解を得ることができます。
  • 共通の興味や情熱を共有することで、一緒に新しい経験や冒険を楽しむことができます。

ENTPは補助機能として内向的思考(Ti)を、ENFPは内向的感情(Fi)を持っています。

  • ENTPは論理的な分析と客観的な真実を重視し、ENFPは感情と個人的な価値観を重視します。
  • ENTPはENFPの感情的なニーズを理解し、共感することで、ENFPはより安心して関係を築くことができます。
  • ENFPはENTPの論理的な思考を尊重し、感情的に反応しすぎないことで、建設的な議論を展開することができます。

これらの心理機能の違いは、時に衝突を生む可能性もありますが、互いに理解し尊重することで、二人の関係をより豊かなものにすることができます。

悪い面

ENTPとENFPは、どちらも外向的直観(Ne)を主要な機能として持つため、発想力豊かで、新しい可能性を探求することに喜びを感じます。しかし、補助機能の違いが、関係性を悪化させる可能性があります。

ENTP

ENTPは内向的思考(Ti)を補助機能として持ち、論理的な一貫性や客観的な分析を重視します。そのため、議論を好み、時に相手を論破しようとすることもあります。これは、感情や共感を重視するENFPにとっては、冷たく、無神経に感じられることがあります。

ENFP

ENFPは内向的感情(Fi)を補助機能として持ち、自身の価値観や感情、共感を重視します。そのため、ENTPの論理的な批判や客観的な意見は、個人的な攻撃だと感じ、傷つくことがあります。また、ENTPが感情表現を抑える傾向があるため、ENFPはENTPが自分を理解してくれていないと感じるかもしれません。

意思決定における対立

ENTPは論理に基づいた意思決定を好みますが、ENFPは感情や価値観を重視します。この違いは、日常生活の些細なことから、人生の大きな決断まで、様々な場面で対立を生む可能性があります。

  • 例:旅行の計画 ENTPは効率的なルートや費用対効果を重視して計画を立てようとしますが、ENFPは行き先の人間性や雰囲気、感情的な満足度を優先するかもしれません。

コミュニケーションにおける摩擦

ENTPは直接的で率直なコミュニケーションを好み、議論を戦わせながらアイデアを深めていくことを好みます。しかし、ENFPは、より協調的で、相手を傷つけないような表現を心掛ける傾向があります。

  • 例:意見の不一致 ENTPが率直に意見を述べると、ENFPはそれを個人的な批判だと受け取り、感情的に反発する可能性があります。ENTPはENFPの感情を理解しようと努め、ENFPはENTPの率直な物言いを受け入れる努力が必要です。

関係性を改善するためのポイント

ENTPとENFPの関係性を改善するためには、お互いの認知機能の違いを理解し、尊重することが重要です。

  • ENTPはENFPの感情に配慮し、共感する努力をする
  • ENFPはENTPの論理的な思考を尊重し、感情的に反応しすぎない

また、共通の目標や興味を持つこと、お互いの強みを活かせるような活動をすること も有効です。

恋人としての相性

ENTPとENFPはどちらも外向的直観(Ne)を主機能として持ち、可能性やアイデアを探求することを好みます。この共通点から、最初は意気投合し、刺激的な関係を築けるように見えます。しかし、恋愛関係において重要となる補助機能が、ENTPは内向的思考(Ti)、ENFPは内向的感情(Fi)と大きく異なるため、深い愛情や安定した関係を築く上で様々な困難が生じます。

相違点が生むすれ違い

ENTPは物事を論理的に分析し、客観的な視点から判断しようとします。そのため、恋人との関係においても、感情よりも論理や効率性を優先してしまうことがあります。 一方ENFPは、愛情深く、共感性を重視します。そのため、ENTPの合理主義的な言動に傷ついたり、愛情不足を感じたりすることがあります。

例えば、デートプランを決める際、ENTPは移動時間や費用対効果を重視して最適なプランを提案するかもしれません。これはENFPにとっては、ロマンチックな要素や感情的なつながりを軽視されているように感じられ、不満につながる可能性があります。

愛情表現のズレ

ENTPは愛情表現も論理的に行う傾向があります。プレゼントを選ぶ際も、相手の好みやニーズを分析し、実用的なものを選ぶかもしれません。 一方、ENFPは、サプライズや心のこもった贈り物など、感情的な表現を重視します。 このような愛情表現のズレが、お互いの不満を増幅させてしまう可能性があります。

長期的な関係への難しさ

ENTPは常に新しい刺激を求めるため、関係がマンネリ化すると飽きてしまうことがあります。 一方ENFPは、深い絆を求め、安定した関係を築きたいと願います。 この違いから、ENFPはENTPの一貫性のなさに不安を感じ、関係を続けることに苦労するかもしれません。

夫婦としての相性

ENTPとENFPは、どちらも外向的直観(Ne)を主機能として持ち、可能性やアイデアを探求することに長けています。このため、初期の段階では非常に相性が良いように見えるかもしれません。しかし、結婚生活を長く続けていく上では、補助機能の違いが様々な葛藤を生み出す可能性があります。

### 愛情表現のズレ

ENTPは内向的思考(Ti)を補助機能として持ち、論理的で客観的な愛情表現を好みます。一方ENFPは内向的感情(Fi)を補助機能として持ち、感情的で個人的な価値観に基づいた愛情表現を重視します。

このため、ENTPはENFPの求める愛情表現を理解できず、冷淡だと感じさせてしまうことがあります。例えば、記念日にサプライズでプレゼントを用意するよりも、日頃から感謝の気持ちを言葉で伝えることを重視するENTPに対し、ENFPはロマンチックな演出や愛情を込めた贈り物を期待するため、満たされない気持ちを抱く可能性があります。

家事・育児に対する温度差

ENTPは効率性を重視し、家事や育児も合理的にこなそうとします。一方ENFPは、家事や育児を通して家族との emotional な繋がりを求めます。

このため、ENTPは家事や育児を「すべきこと」と割り切って淡々とこなす一方、ENFPは「家族への愛情表現」として捉えるため、温度差が生じやすくなります。

例えば、ENTPは家事を効率的に分担することを提案するかもしれませんが、ENFPは一緒に料理をしたり、子供と遊んだりする時間を共有することを望むため、不満を感じてしまうかもしれません。

仕事への価値観の相違

ENTPは仕事においても論理的な思考と効率性を重視し、成果を上げることに喜びを感じます。一方ENFPは、仕事を通して人々を助けたり、社会に貢献したりすることにやりがいを感じます。このため、ENTPは仕事中心の生活になりがちで、ENFPは仕事よりも家族や人間関係を優先する傾向があるため、生活リズムや価値観が合わなくなる可能性があります。

コミュニケーションの行き違い

ENTPは議論好きで、自分の意見を率直に表現します。一方ENFPは、人の感情に敏感で、穏やかなコミュニケーションを好みます。

このため、ENTPの発言がENFPを傷つけてしまったり、ENFPが自分の意見を言えずに我慢してしまったりすることがあります。

例えば、家計のやりくりについて話し合う際に、ENTPが論理的に節約案を提示したとしても、ENFPは感情的に傷つき、「私の意見を聞いてくれない」と感じてしまうかもしれません。

友達としての相性

遊びや飲み会での行き違い

ENTPとENFPはどちらも社交的で楽しいことが好きなので、遊びや飲み会では盛り上がりやすいでしょう。しかし、ENTPは補助機能に内向的思考(Ti)を持つため、議論や討論を好み、時に周囲を挑発するような発言をしてしまうことがあります。

一方ENFPは補助機能に内向的感情(Fi)を持つため、感情的な調和を重視し、ENTPの発言に傷ついたり、不快に感じたりすることがあります。特にENTPが相手への配慮を欠いたまま議論を展開すると、ENFPは疎外感を感じ、楽しいはずの場が気まずい雰囲気になってしまう可能性があります。

相談事に対する温度差

嬉しい時や悲しい時、人は誰かに話を聞いてもらいたいと感じるものです。しかし、ENTPとENFPでは相談事に対するスタンスが大きく異なります。ENFPは共感力が高く、親身になって相談に乗ってくれるでしょう。

しかし、ENTPは内向的思考(Ti)が優位なため、問題解決に焦点を当て、論理的なアドバイスを優先する傾向があります。ENFPは感情的な共感を求めているのに対し、ENTPは論理的な解決策を提示するため、互いに求めているものが噛み合わず、不満を感じてしまう可能性があります。

LINEの返信速度と内容に対する解釈の違い

LINEでのやり取りにおいても、ENTPとENFPの心理機能の違いが摩擦を生む可能性があります。ENFPはこまめな連絡を好み、自分の気持ちや考えを共有したいと考えるでしょう。一方、ENTPは内向的思考(Ti)の影響で、自分の興味関心に基づいて返信するため、ENFPが期待するような頻度や内容で返信が来るとは限りません。

この温度差から、ENFPはENTPに相手にされていないと感じたり、不安になったりする可能性があります。また、ENTPは議論好きで、LINEでも挑発的なメッセージを送ることがありますが、これは悪意のない場合がほとんどです。しかし、ENFPは内向的感情(Fi)から、その真意を汲み取れず、傷ついてしまう可能性があります。

深い関係構築へのハードル

ENTPとENFPは、共に外向的直観(Ne)を主機能とするため、新しいアイデアや可能性を探求する点で意気投合しやすいでしょう。しかし、ENTPは内向的思考(Ti)を補助機能とするため、感情表現が苦手で、個人的な領域に踏み込むことを嫌う傾向があります。

一方、ENFPは内向的感情(Fi)を補助機能とするため、親密な関係を築き、深い心の繋がりを求めます。この違いから、ENFPはENTPに対して距離を感じ、友情を深めることに困難を感じる可能性があります。

まとめ

ENTPとENFPは、外向的直観(Ne)を共有することで、アイデアや可能性を探求し、刺激的な関係を築きます。

しかし、ENTPの論理重視(Ti)とENFPの感情重視(Fi)は、時に衝突を生み、特に親密な関係では困難が生じやすいでしょう。

ENTPはENFPの感情に配慮し、ENFPはENTPの論理を尊重することで、関係は良好に保たれますが、その努力を怠ると関係は破綻に向かう可能性があります。

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